マイクロドロップレットジェネレーター MDGMD

マイクロドロップレットジェネレーター Microfluidic Droplet Generator MDGMD ゲルマイクロドロップレット NTサイエンス

MDGMDは、用途や実験条件に応じた実験系構築を前提とする研究開発向けのマイクロドロップレット生成装置です。用途があらかじめ固定化された自動化装置ではなく、研究・開発の段階で条件を変えながら実験、設計、評価を進めることを主目的としています。

本製品は、基礎研究から産業応用機器の開発段階における評価用途までを主な対象とし、直径数µm~数百µmのドロップレット(エマルジョン)生成を通じて、流体設計、混合・反応条件、材料特性などを検討可能です。ラボスケールでの検討に加え、将来的な装置組込みやラボオートメーション、製造ラインへの展開を想定したプロセス検討にも利用できます。

また、装置評価を通じて用途や要件を明確化した結果に基づき、一般研究用途向けではなく、設備・機器への組込みを前提としたモジュール構成や、装置向けOEMとしての提供についても、個別に対応可能です。

※ 微生物や細胞のシングルセル化/スクリーニングを主目的としたドロップレット生成装置をお探しの場合、本ページのMDGMDではなく、DMSCSが対象となります。

本製品が向いている場合/向いていない場合

向いている場合

  • 既存装置では自由度が不足し、ドロップレット生成条件を自ら設計・最適化したい場合
  • 流体設計、混合・反応条件、材料特性など、技術応用性やプロセスを個別に検討したい場合
  • 基礎研究から産業応用機器開発段階における検証・試作・モジュール化を目的とする場合
  • ラボオートメーションや製造ライン展開を見据えた流体条件・プロセス検証目的の場合

向いていない場合

  • 用途や実験手順を装置側に委ね、すぐにデータを得たい場合
  • 確立されたプロトコルのみでの運用を想定している場合
  • 装置仕様や価格を基準に、他社製品との同等・代替比較を目的とする場合
  • 細胞・微生物のシングルセル化やスクリーニングに特化した全自動装置をお探しの場合

※ 上記の「シングルセル化・スクリーニング用途」に該当する場合は、用途特化型のドロップレットジェネレーターである DMSCSをご確認ください。

主な用途例

以下は研究開発および産業応用機器開発段階での検討例であり、特定用途向けの完成装置や量産設備ではありません。

MDGMDの概要・仕様例(参考)

マイクロドロップレットジェネレーター MDGMD(Microfluidic Droplet Generator)

以下の仕様や構成は参考例であり、用途や実験工程を検討したうえで導入することが前提の装置です。

※本製品を用いた装置評価結果に基づき、必要な機能や構成要素を反映したモジュール構成を基本とし、制御系の拡張、自動化、AI連携を想定した流体制御モジュールの設計・構築および製品提供についても、別途対応可能です。

項目説明
生成方法マイクロ流体技術による圧力制御・加圧式
ドロップレットサイズ数μm~300μm(搭載チップ及び構成による)
生成速度最大約60万個/分(組成や装置構成による)
出力圧最大700kPa(機種による)
高背圧条件や微細流路を含む構成に対応
内包液混合機能2~3液混合可能(搭載チップ及び構成による)
ドロップレット内合成やlysis反応も可能
ドロップレット種類W/O、O/W、W/O/W、GMD、G/Oなど多様
1装置を多目的利用可能
流路チップ・チップ材質流路径、形状、材質など、用途に合わせた豊富な選択肢
精度CV≦5%を目標とした設計(試料条件・プロトコルによる)
温調機能0~100℃(オプション)
観察・顕微鏡ユニット標準搭載
拡張性多年度にわたるユニットやオプションの追加・構成変更可能
ユニットごとの分割導入も可能
対象細胞・微生物、酵素、ゲル、粒子、ポリマー材料

※装置構成、選択オプション、プロトコルにより仕様は異なります。

※本製品は研究開発用の装置であり研究を受託するものではありませんが、装置導入後のドロップレット生成条件の検討および最適化については、有償の技術サポートとして対応可能です。

ドロップレットジェネレーターのアプリケーション例

マイクロハイドロゲルビーズ生成

アガロース、ヒアルロン酸、アルギン酸、ゼラチン、コラーゲン、PEGDA(ポリエチレングリコールジアクリレート)などをマイクロ流路チップ上で混合し、ゲルマイクロドロップレット(GMD)を生成します。三次元培養担体、薬物送達関連研究、ハイスループットスクリーニング用材料として利用できます。

マイクロヤヌス粒子生成

異なる性質を持つ2種類の内層液をドロップレット形成直前で合流させ、均等な外層液で包み込むことで、単分散なヤヌス粒子をハイスループットに生成できます。

マイクロ流体チップによるヤヌス粒子生成例

MDGMDの装置構成・価格例(参考)

以下の装置構成および価格は参考例であり、用途や実験工程に応じて構成を決めたうえで価格が決まる装置です。

タイプ最高出力圧 生成速度送液系統流量センサー標準単価(税抜)
WEB単価(税抜)
最小限特殊構成要ご相談要ご相談要ご相談要ご相談¥3,000,000~
¥2,700,000~
E-2CHタイプ200kPa
(2000mbar)
~30万個/分※ 2液系オプションお問い合わせ
E-3CHタイプ200kPa
(2000mbar)
~30万個/分※ 3液系オプションお問い合わせ
E-3CH温調タイプ200kPa
(2000mbar)
~30万個/分※ 3液系オプションお問い合わせ
H-3CH温調タイプ700kPa
(7000mbar)
~60万個/分※3液系3液系お問い合わせ
その他構成・タイプお打ち合わせお打ち合わせお打ち合わせお打ち合わせお問い合わせ

※ 消耗品・試薬は含まれません。
※ 搬入・据付・設置費、運送費、遠方出張費等が別途必要となる場合があります。
※ 本情報は2026年4月1日現在の参考情報です。

MDGMDの製品カタログ

マイクロドロップレットジェネレーター MDGMD(PDF)

マイクロドロップレット生成試薬例

008-FluoroSurfactant 商品カタログ(PDF)

※ 本製品は研究用試薬です。臨床用途には使用できません。

MDGMDに関するQ&A

Q:この装置でサンプルをウェルプレートへ分取できますか?

A:本装置はドロップレット生成に特化した設計となっており、ウェルプレートへの直接分取機能は備えておりません。分取が必要な場合には、一般的なセルソーター等の機器と組み合わせてご利用いただく想定です。

Q:装置導入後、実験条件の設定や最適化について支援してもらえますか?

A:本製品は研究そのものを受託するサービスではありませんが、装置の操作方法やドロップレット生成条件の設定・最適化など、評価用途や装置組込み検討を含めた運用段階での技術的な支援については、有償の技術サポートとして対応可能です。

Q:一般的なドロップレットジェネレーターと同等ですか?

A:一般的なドロップレットジェネレーターとの同等性比較や代替品検討を前提とした製品ではありません。そのような検討をご希望の場合は、他社製品の方が適している可能性があります。

※MDGMDは、ドロップレット生成条件やプロセス設計の検証・評価を目的とした研究開発向け装置です。シングルセル化や細胞・微生物スクリーニングを主用途とされる場合は、DMSCSをご参照ください。

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